航行記(第一期・第二期)
目次
航行記(第一期) 2006年3月〜2008年2月
(1)信用に足らない人物
(2)「読書案内」をする
(3)短く簡潔な文章・「速読」・「多読」のばからしさ
(4)新刊・ベストセラー、宣伝、書店員……
(5)広告も誇らしげな「一〇〇万部突破!」を歓迎できるか?
(6)書店員による「手書きPOP」
(7)これは退却戦か?
(8)「読書案内」の方法
(9)「作品にすらなっていない」もの
(10)作品は読者のためにあるのではない
(11)どんな立場であろうが、いうべきことはいわなくてはならない
(12)「何を読んだらいいか」などと思ったことは一度もない
(13)全部の作品をおさえるなんてことをばかにしていて、しかも、
偏向を旗印にしている者の読書案内
(14)反省
(15)「しばらく真面目になってみてはいかがでしょう」
(16)「あなたのような読みかた」
(17)「多数決で決めれば、多数派が勝つに決まってるじゃないか!」
(18)「書店員が好みの本に立てた手書きのポップがきっかけで」
(19)「この世界で自分が正当に権利を主張しうるもの」
(20)疑念
(21)「ただ一人でも行く」
(22)私には文章を書くことがどんどん困難になってきている
(23)翻訳の問題──その一 『母なる夜』
(24)翻訳の問題──その二 『黄色い雨』
(25)「私の操作に「入っと」るのは、別の「精神」である」
(26)『海辺のカフカ』と『カラマーゾフの兄弟』
(27)「謙遜な勇気」
(28)「人間を試す思想」 その一
(29)「人間を試す思想」 その二
(30)「航行記」第一期の終了
航行記(第二期) 2008年3月〜5月
(1)今後二十五年間の仕事
(2)「ナゼナラ、オレハ自分ガソウイウコトヲスル人間ダト、コレマデ思ッテミタコトモナイカラ!」
(3)辻邦生『春の戴冠』
(4)マーラー『交響曲第七番』
(5)ハロルド・ピンター『何も起こりはしなかった』
(6)「その通りです」
(7)「航行記」第二期の終了
|